こんにちは、のちたままです。
今回はchromebookにlxmlをインストールする方法を紹介します。
エラーが出たときの対処法も載せておきます。
lxmlとは？
lxmlは、BeautifulSoupというパッケージを使ったwebスクレイピングをする際に使われる解析器です。
標準で搭載されているPython's html.parserよりも高速に処理が可能となっています。
以下にparserの一覧を載せておきます。
| parser名 | 特徴 | 引数 |
|---|---|---|
| Python's html.parser | 標準搭載(追加パッケージがいらない) | "html.parser" |
| lxml's HTML parser | 高速処理 | "lxml" |
| lxml's XML parser | xmlに対応、高速処理 | "xml" |
| html5lib | html5を処理 | "html5lib" |
インストール方法
lxmlのインストールするには以下のコマンドを打ちます。
pipを使う場合
$ pip install lxml
aptを使う場合
sudo apt install python3-lxml
エラーが出た場合は？
上記のコマンドでインストールができればよいですが、以下のエラーが出る場合があります。
Error: Please make sure the libxml2 and libxslt development packages are installed.
これは、libxml2とlibxsltが無いので先にインストールしてくださいという意味です。
以下のコマンドで一度にインストールできます。
$ sudo apt-get install libxml2-dev libxslt-dev python3-dev
インストールが終わったら以下のコマンドでlxmlをインストールしてください。
$ sudo apt-get install python3-lxml
※python2系を使っている方はpython3-dev,python3-lxmlをpython-dev,python-lxmlに置き換えてください。
これでインストールができていると思います。
以下のコマンドでlxmlがあるか確認しましょう。
$ pip list
入っていれば成功です。
お疲れ様でした。
lxmlのインストール方法は以下のURLでも確認できます。
参考にしてください。
installing lxml
